量子化学計算プラットフォームQIDOのβテストにおいて、東レ株式会社 先端材料研究所 リサーチフェロー 北畑 雅弘 様よりご評価をいただきました。
研究現場の視点から見たQIDOの有用性および今後の展望について、以下のコメントをいただいております。
評価コメント
本ベータテストを通じ、QIDOは量子化学計算を使った材料開発を加速させる画期的なプラットフォームになりうると感じました。
特に、化学構造をアップロードするだけで反応経路探索が自動実行される直感的なUIは、実験系研究者でも容易に使用できる点が印象的でした。
合成研究にとって重要な遷移状態・経路情報が素早く得られるため、理論的理解を現場の日常業務に取り入れやすくなる一方で、計算化学研究者にとっても解析・検証の効率化に貢献するプラットフォームだと思います。
加えて、InQuanto/Quantinuum Nexusとの連携により古典計算と量子計算をシームレスに統合しており、将来の量子コンピュータ実用化に向けた先行検証の基盤として有望な製品だと考えています。
今後、多段階反応や励起状態計算など適応範囲が拡充されれば、量子化学に明るい研究者からの高度なニーズにも応えられる革新的なツールになるでしょう。
QIDOが実験研究者と計算化学研究者、古典コンピュータと量子コンピュータとの懸け橋となり、材料開発を一段と加速させるプラットフォームになることを期待しています。